2013年6月13日木曜日

ゼミ授業をどう活性化するか(8)目標管理

ゼミはたしかにテーーマを決め、学ぶことを、学ぶわけだが、知識を得て、考えるだけでは、ゼミとしては不十分だと、感じていた。能力向上は図れるが、しかし、それはなぜか結果としてであって、自分で意識して高めるという動機づけが不十分であると感じていた。
その時に、インテレクト社のeポートフォリオを試用させていただた際に、そこに、学生が自分の将来の目標、大學での目標を記入するフォームが用意されていた。
実は、そんなもの学生はあえて書かないだろうとたかをくくっていた。、しかし、実施してみて、学生は、正直にたくさん書き込むのである。

そこに振り返りシートという提案が学部から提起された。この様式を試してみよう。特に、ここでの
社会人基礎力は理論的な基礎となる。やってみなはれである。

以下は学生が書いた事例である。

1.自立力(現状を分析し目的や課題を明らかにする力、課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力、新しい価値を生み出す力、社会とのルールや人との約束を守る力、ストレスの発生源に対応する力など)

24年度後期目標:
今起こっていることを判断し、その次に必要なことを瞬時に判断し行動に移す、判断力、行動力が必要。集中して勉強に取り組めるように90分間保てる集中力を身に着ける。

(教員の書き込み)
そう、「自」立するには、判断力なんだよね、いいとこに目をつけた。。

2.対話力(自分の意見をわかりやすく伝える力、相手の意見を丁寧に聴く力、意見の違いや立場の違いを理解する力、自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力)

教員の書き込み
24年度後期目標::
自分の意見と相手の意見の違いをふまえて意見をまとめられるように、話を丁寧に聞く力をつけて、意見をよりよいものにする。
丁寧に聞く、って、話すより大事だよね。

3.実践力(物事に進んで取り組む力、他人に働きかけ巻き込む力、目標を設定し確実に行動する力)

24年度後期目標::
物事に進んで取組み他人をひっぱっていく力をつけられるようにする。
どうしたら、他の人が、自分のために、動いてくれるか、考えよう。


ゼミ授業をどう活性化するか(5)ゼミ大会

武蔵のゼミ大会は、もはや大行事になっている。ゼミ授業のひとつの目標にさえなっている。これでゼミ運営の骨子ができる。

ゼミ授業をどう活性化するか(5)詰まったらきいてくる

今週のゼミの授業、何組かの学生が、聞いてくる。「詰まってしまったのです」これからどうしたらいいか、わからなくなったと。こういう時は教師の出番だ。

2013年4月10日水曜日

大規模講義の活性化(10)電子書籍化

大規模授業は、いわば、東京ドームでコンサートをするようなものだ。そこにはシナリオ、演出家、大道具、小道具が不可欠だ。それは、ただ、歌うだけでなく、わくわくする演出、仕掛けがなければ時間がもたない、ブーイングが飛ぶからだ。
今年は電子書籍にチャレンジしてみた。思い立ったのは、知人の教員から、作ってみたよ、というメールを2月中旬にもらったからだ。実は、悩んでいた。教科書の増刷を、出版社から断られたからだ。そして、他の出版社に依頼して快諾はもらっていたところに、私の定年後の再雇用が、なんと前代未聞で、教授会の決定で却下されたのだ。これはこれで大問題で、ひどい話については、別の場で紹介するが。
快諾してくれた出版社に迷惑をかけそうなので困っていたところ、この話を知り、やってみようと即断した。もちろん、4月から本版だ。作成方法など、何も知らない所から1カ月で作成する計画だ。
作成に関わる、どたばたは、別の機会に紹介するが、経験された方のサポートを得て、無事、3月26日にはamazonに登録し、間に合った。
これを200人近い学生にいかに活用してもらうかが、重要だ。多くのおとなたちはスマホで教科書が読めるかというが、学生たちからそれに関するブーイングは今のところ聞かれない。
従来からいえば、完璧を期すということかもしれないが、そんなことはない。走りながら考えよう。どこで問題がおこるか、重要な問題発見のため。
昨日、最初の授業で、告知した。しかし、最初から大丈夫、という雰囲気だった。
ipad、iphone、android対応だ。もちろん、持っていない、ガラ携だという学生もいた。しかし、ブーイングはない。
問題は、支払い方法なのだ。1時間の授業の教科書代が100円、金額の問題ではなくクレジットカードをもっていない学生はどうやって購入するか。
まず期間限定の無料キャンペーンを1日だけ活用することにした。これで、まずは、入手できる。設定したのに、いつまでたっても無料にならない。アマゾンに何回も、メールし電話しどなった。
昨日の午後に無料になった。文句が効いたのかと思った。
違うのだ。今日のアマゾンからの返信に笑っちゃった。キャンペーン期間が米国時間だって。だから、日本時間の0時からではなく、日本時間の16時からスタートだって。
とにかく、今、レポートを見ると180冊配布された。とりあえず、めでたしめでたし。
しかし、感動したのは、学生の友達ネットワークのすごさです。

事理就学生数は約200人、「今日中だよ、友達に回覧してね」とメールしたのが、20人くらい。それが一日もしないで、180人がアマゾンサイトから入手するのですから、それはすごいです。
学生の情報が伝わらない、電子掲示板を見ないなどというぐちはあきらかにウソですね。伝える努力、学生の友達ネットワークの活用、尊敬の念を持っていないということです。
学生の力を馬鹿にしてはいけないのです。

http://amzn.to/10SCKDY





2013年3月23日土曜日

ゼミ授業をどう活性化するか(9)単位と評価

そんな授業でも、成績付けがある。その評価に基づいて、単位が授与される。それは間違いないけれども、ではそれは勉強の終了という意味だろうか。

2013年3月19日火曜日

ゼミ授業をどう活性化するか(9)朝礼の活用

1年生のゼミ授業は午前中に割り当てられることがほとんどである。そのため、朝は当然、おはようという。それだけでは物足りない。なにか、ないかと考えあぐねていたら、毎日新聞の関係会社で、時事テストを実施している毎日教育総合研究所が、受験促進としてゼミを活用したいとの提案があった。授業の場にも来てもらいPRをしてもらった。こういうのを、営業行為を授業でさせるのかとめクジラを立てる教員もいるかも知れないが、しかし、ゼミは社会への入り口と割り切っているので社会人が仕事をする姿を見てもらういことはむしろ歓迎だ。マーケッティング活動そのものをみれるのである。
もちろん、受験を教員が強制することはなく、いい機会だとそっという。しかし、そこで提供された参考書は、優れものだ。最近のトピックを写真を交えて解説している。これを朝礼の3分間スピーチとして、自分が選んだトッピクを解説し、意見を述べることを朝礼の課題とした。2人/回である。
ここでプレゼンのお作法を伝える。
(1)まず、自己紹介と話すテーマをしゃべる
(2)そして頭を下げる
(3)内容を話す
(4)自分でまとめ、「報告を終わります」という
(5)頭を下げる
(6)質問はありませんか、という
(7)誰も手を上げないときは、軽く目を配って、誰かに質問を促す、だいたい、誰かが受けてくれる。
(8)質問を聞いたら、まず「ありがとうございます」、という。できれば、「よい質問です」とまで言えば、最高だ。
(9)質問内容を繰り返し、質問内容に間違いないことを確認する。
(10)回答する
(11)質問者に納得してもらえたか、確認をする
(12)最後に、「質問が内容ですのでこれで終わります」といい、頭をさげる。

これで終了、この流れを、身体で感じてもらうことが、この授業の目的だ。
しかし、なかなか3分間は持たない。反すのが苦手だという学生が結構いる。
それを、性格だと言った途端、努力をしなくなる、能力だも、ちょっと危ない、技能だといっている。だから努力すればだれでもできるようになる、と思わせることが大事だ。場kずだ意識だと言って、君なら出来るを言い続ける。決してケチをつけない。

2013年1月14日月曜日

ゼミ授業をどう活性化するか(7)チームつくり

ゼミ活動は、チームワークを学ぶことが、もっとも重要な教育の場である。ここにはチームつくりとチーム運営の2つがある。
どんな仲間とチームを作るのがいいか、それは多くの教員が悩んでいるテーマである。私も、いろぴろと試みてきた。学生番号順に分け、偶然のチームにする、もちろん、あみだくじという方法もある。じゃんけんもやったことがある。学生に任せると、これを選ぶことが多い。
最近は、チームを編成する前に、希望テーマを考え、掲示板に書いてもらい、それをもとに、似たようなテーマを挙げた学生たちの組み合わせで、チーム分け、をしている。
いつもながら、チームつくりに、私は関与しないことにしている。チーム分けの担当者を2人くらい指名し、任せる。絶対に、決めたことに文句はいわない。任せたのだから。これは結構、忍耐がいるし、教員によっては、それは教員に責任を放棄しているというかもしれない。しかし、大事にしたいのは学生と教員の信頼関係を守ることなのだ。任せると言ったら絶対に任せる、ケチをつけたとたん、次から教員の顔をみて、ものを決めようとし、自分たちの考えを制限してくる。大事なのは、自分で考え意見と主張をつくり、それに責任を持つことである。自分たちで決めたことなのだから、責任もって運営がうまくいくように、協力する、という基本を体得することがなにより重要と思っている。