ゼミはたしかにテーーマを決め、学ぶことを、学ぶわけだが、知識を得て、考えるだけでは、ゼミとしては不十分だと、感じていた。能力向上は図れるが、しかし、それはなぜか結果としてであって、自分で意識して高めるという動機づけが不十分であると感じていた。
その時に、インテレクト社のeポートフォリオを試用させていただた際に、そこに、学生が自分の将来の目標、大學での目標を記入するフォームが用意されていた。
実は、そんなもの学生はあえて書かないだろうとたかをくくっていた。、しかし、実施してみて、学生は、正直にたくさん書き込むのである。
そこに振り返りシートという提案が学部から提起された。この様式を試してみよう。特に、ここでの
社会人基礎力は理論的な基礎となる。やってみなはれである。
以下は学生が書いた事例である。
1.自立力(現状を分析し目的や課題を明らかにする力、課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力、新しい価値を生み出す力、社会とのルールや人との約束を守る力、ストレスの発生源に対応する力など)
24年度後期目標:
今起こっていることを判断し、その次に必要なことを瞬時に判断し行動に移す、判断力、行動力が必要。集中して勉強に取り組めるように90分間保てる集中力を身に着ける。
(教員の書き込み)
そう、「自」立するには、判断力なんだよね、いいとこに目をつけた。。
2.対話力(自分の意見をわかりやすく伝える力、相手の意見を丁寧に聴く力、意見の違いや立場の違いを理解する力、自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力)
教員の書き込み
24年度後期目標::
自分の意見と相手の意見の違いをふまえて意見をまとめられるように、話を丁寧に聞く力をつけて、意見をよりよいものにする。
丁寧に聞く、って、話すより大事だよね。
3.実践力(物事に進んで取り組む力、他人に働きかけ巻き込む力、目標を設定し確実に行動する力)
24年度後期目標::
物事に進んで取組み他人をひっぱっていく力をつけられるようにする。
どうしたら、他の人が、自分のために、動いてくれるか、考えよう。