東京は、鉄道が入り組んでいて、また、人身事故も少なくないので、止まったり遅れたりすることはしばしばだ。それはやむをえないと考えるか、それを読み込んで、早く起きるか、家を出るかは、社会生活の基本だ。
しかし、間違いない傾向は、同じ学生が、いつも遅れ、その理由に、電車の遅れを述べるのだ。もちろん、遅延証明書を持って。
大学教育ひとひら(授業改革へのチャレンジ)
2013年7月10日水曜日
ゼミ授業をどう活性化するか(9)提案作成
ゼミ活動は分析も必要だが、若者らしい提案があるのがいい。
しかし、提案ってなんですかときいてくることが多い。もちろん、プレゼンや論文の最終に提案を欠くのだから、それまでをまとめ、提案するはずだ。特に、企業研究をしているのだから、その企業の課題を調査分析から、指摘し、その解決案を提起するのが提案だ。
しばしば、前の議論と無関係に、思いつきを書くこともある。それではなんのための調査かということになる。
しかし、提案ってなんですかときいてくることが多い。もちろん、プレゼンや論文の最終に提案を欠くのだから、それまでをまとめ、提案するはずだ。特に、企業研究をしているのだから、その企業の課題を調査分析から、指摘し、その解決案を提起するのが提案だ。
しばしば、前の議論と無関係に、思いつきを書くこともある。それではなんのための調査かということになる。
2013年6月13日木曜日
ゼミ授業をどう活性化するか(8)目標管理
ゼミはたしかにテーーマを決め、学ぶことを、学ぶわけだが、知識を得て、考えるだけでは、ゼミとしては不十分だと、感じていた。能力向上は図れるが、しかし、それはなぜか結果としてであって、自分で意識して高めるという動機づけが不十分であると感じていた。
その時に、インテレクト社のeポートフォリオを試用させていただた際に、そこに、学生が自分の将来の目標、大學での目標を記入するフォームが用意されていた。
実は、そんなもの学生はあえて書かないだろうとたかをくくっていた。、しかし、実施してみて、学生は、正直にたくさん書き込むのである。
そこに振り返りシートという提案が学部から提起された。この様式を試してみよう。特に、ここでの
社会人基礎力は理論的な基礎となる。やってみなはれである。
以下は学生が書いた事例である。
1.自立力(現状を分析し目的や課題を明らかにする力、課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力、新しい価値を生み出す力、社会とのルールや人との約束を守る力、ストレスの発生源に対応する力など)
24年度後期目標:
今起こっていることを判断し、その次に必要なことを瞬時に判断し行動に移す、判断力、行動力が必要。集中して勉強に取り組めるように90分間保てる集中力を身に着ける。
(教員の書き込み)
そう、「自」立するには、判断力なんだよね、いいとこに目をつけた。。
2.対話力(自分の意見をわかりやすく伝える力、相手の意見を丁寧に聴く力、意見の違いや立場の違いを理解する力、自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力)
教員の書き込み
24年度後期目標::
自分の意見と相手の意見の違いをふまえて意見をまとめられるように、話を丁寧に聞く力をつけて、意見をよりよいものにする。
丁寧に聞く、って、話すより大事だよね。
3.実践力(物事に進んで取り組む力、他人に働きかけ巻き込む力、目標を設定し確実に行動する力)
24年度後期目標::
物事に進んで取組み他人をひっぱっていく力をつけられるようにする。
どうしたら、他の人が、自分のために、動いてくれるか、考えよう。
その時に、インテレクト社のeポートフォリオを試用させていただた際に、そこに、学生が自分の将来の目標、大學での目標を記入するフォームが用意されていた。
実は、そんなもの学生はあえて書かないだろうとたかをくくっていた。、しかし、実施してみて、学生は、正直にたくさん書き込むのである。
そこに振り返りシートという提案が学部から提起された。この様式を試してみよう。特に、ここでの
社会人基礎力は理論的な基礎となる。やってみなはれである。
以下は学生が書いた事例である。
1.自立力(現状を分析し目的や課題を明らかにする力、課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力、新しい価値を生み出す力、社会とのルールや人との約束を守る力、ストレスの発生源に対応する力など)
24年度後期目標:
今起こっていることを判断し、その次に必要なことを瞬時に判断し行動に移す、判断力、行動力が必要。集中して勉強に取り組めるように90分間保てる集中力を身に着ける。
(教員の書き込み)
そう、「自」立するには、判断力なんだよね、いいとこに目をつけた。。
2.対話力(自分の意見をわかりやすく伝える力、相手の意見を丁寧に聴く力、意見の違いや立場の違いを理解する力、自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力)
教員の書き込み
24年度後期目標::
自分の意見と相手の意見の違いをふまえて意見をまとめられるように、話を丁寧に聞く力をつけて、意見をよりよいものにする。
丁寧に聞く、って、話すより大事だよね。
3.実践力(物事に進んで取り組む力、他人に働きかけ巻き込む力、目標を設定し確実に行動する力)
24年度後期目標::
物事に進んで取組み他人をひっぱっていく力をつけられるようにする。
どうしたら、他の人が、自分のために、動いてくれるか、考えよう。
2013年4月10日水曜日
大規模講義の活性化(10)電子書籍化
大規模授業は、いわば、東京ドームでコンサートをするようなものだ。そこにはシナリオ、演出家、大道具、小道具が不可欠だ。それは、ただ、歌うだけでなく、わくわくする演出、仕掛けがなければ時間がもたない、ブーイングが飛ぶからだ。
今年は電子書籍にチャレンジしてみた。思い立ったのは、知人の教員から、作ってみたよ、というメールを2月中旬にもらったからだ。実は、悩んでいた。教科書の増刷を、出版社から断られたからだ。そして、他の出版社に依頼して快諾はもらっていたところに、私の定年後の再雇用が、なんと前代未聞で、教授会の決定で却下されたのだ。これはこれで大問題で、ひどい話については、別の場で紹介するが。
快諾してくれた出版社に迷惑をかけそうなので困っていたところ、この話を知り、やってみようと即断した。もちろん、4月から本版だ。作成方法など、何も知らない所から1カ月で作成する計画だ。
作成に関わる、どたばたは、別の機会に紹介するが、経験された方のサポートを得て、無事、3月26日にはamazonに登録し、間に合った。
これを200人近い学生にいかに活用してもらうかが、重要だ。多くのおとなたちはスマホで教科書が読めるかというが、学生たちからそれに関するブーイングは今のところ聞かれない。
従来からいえば、完璧を期すということかもしれないが、そんなことはない。走りながら考えよう。どこで問題がおこるか、重要な問題発見のため。
昨日、最初の授業で、告知した。しかし、最初から大丈夫、という雰囲気だった。
ipad、iphone、android対応だ。もちろん、持っていない、ガラ携だという学生もいた。しかし、ブーイングはない。
問題は、支払い方法なのだ。1時間の授業の教科書代が100円、金額の問題ではなくクレジットカードをもっていない学生はどうやって購入するか。
まず期間限定の無料キャンペーンを1日だけ活用することにした。これで、まずは、入手できる。設定したのに、いつまでたっても無料にならない。アマゾンに何回も、メールし電話しどなった。
昨日の午後に無料になった。文句が効いたのかと思った。
違うのだ。今日のアマゾンからの返信に笑っちゃった。キャンペーン期間が米国時間だって。だから、日本時間の0時からではなく、日本時間の16時からスタートだって。
とにかく、今、レポートを見ると180冊配布された。とりあえず、めでたしめでたし。
しかし、感動したのは、学生の友達ネットワークのすごさです。
事理就学生数は約200人、「今日中だよ、友達に回覧してね」とメールしたのが、20人くらい。それが一日もしないで、180人がアマゾンサイトから入手するのですから、それはすごいです。
学生の情報が伝わらない、電子掲示板を見ないなどというぐちはあきらかにウソですね。伝える努力、学生の友達ネットワークの活用、尊敬の念を持っていないということです。
学生の力を馬鹿にしてはいけないのです。
http://amzn.to/10SCKDY
今年は電子書籍にチャレンジしてみた。思い立ったのは、知人の教員から、作ってみたよ、というメールを2月中旬にもらったからだ。実は、悩んでいた。教科書の増刷を、出版社から断られたからだ。そして、他の出版社に依頼して快諾はもらっていたところに、私の定年後の再雇用が、なんと前代未聞で、教授会の決定で却下されたのだ。これはこれで大問題で、ひどい話については、別の場で紹介するが。
快諾してくれた出版社に迷惑をかけそうなので困っていたところ、この話を知り、やってみようと即断した。もちろん、4月から本版だ。作成方法など、何も知らない所から1カ月で作成する計画だ。
作成に関わる、どたばたは、別の機会に紹介するが、経験された方のサポートを得て、無事、3月26日にはamazonに登録し、間に合った。
これを200人近い学生にいかに活用してもらうかが、重要だ。多くのおとなたちはスマホで教科書が読めるかというが、学生たちからそれに関するブーイングは今のところ聞かれない。
従来からいえば、完璧を期すということかもしれないが、そんなことはない。走りながら考えよう。どこで問題がおこるか、重要な問題発見のため。
昨日、最初の授業で、告知した。しかし、最初から大丈夫、という雰囲気だった。
ipad、iphone、android対応だ。もちろん、持っていない、ガラ携だという学生もいた。しかし、ブーイングはない。
問題は、支払い方法なのだ。1時間の授業の教科書代が100円、金額の問題ではなくクレジットカードをもっていない学生はどうやって購入するか。
まず期間限定の無料キャンペーンを1日だけ活用することにした。これで、まずは、入手できる。設定したのに、いつまでたっても無料にならない。アマゾンに何回も、メールし電話しどなった。
昨日の午後に無料になった。文句が効いたのかと思った。
違うのだ。今日のアマゾンからの返信に笑っちゃった。キャンペーン期間が米国時間だって。だから、日本時間の0時からではなく、日本時間の16時からスタートだって。
とにかく、今、レポートを見ると180冊配布された。とりあえず、めでたしめでたし。
しかし、感動したのは、学生の友達ネットワークのすごさです。
事理就学生数は約200人、「今日中だよ、友達に回覧してね」とメールしたのが、20人くらい。それが一日もしないで、180人がアマゾンサイトから入手するのですから、それはすごいです。
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2013年3月23日土曜日
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